Maxwell Renderer

この十月にMaxwell Rendererという凄いレンダラがリリースされる。
http://www.maxwellrender.com/
建築物のレンダリングなどありえないクォリティ。
このレンダラはFull-Spectralな計算がベースになっている点に一つの特徴がある。Full-Spectralにすると色合いの計算の正確さがアップするのだが、計算コストがかかる割に差は微弱である。これを基本としているところに本気度を感じる。

レンダリングを正確にするためにはモデリングの自由度を上げなくてはならない。Full-Spectralな計算をするからには材質のBRDF、光源のモデリングなどもFull-Spectralな表現になるのだろうし、表面下拡散のデータにしても同じである。
ツールとして使うことを考えると、本当に必要な材質データを与えてやることができるのかという実用上の問題がありそうな気がする。

研究室で買ってくれないかなぁ…。