建築

Infiltrating Automata

Cellular Automataのルールを用いた参加型インスタレーション「Infiltrating Automata」をTrans Arts Tokyo@東京電機大学旧校舎 (http://www.kanda-tat.com/project/017.html)にて展示しています。岩岡孝太郎,大野友資,木内俊克,砂山太一との合同プロジェ…

やわらかな剛体

日本建築学会「形態創生コンテスト2011」で最優秀賞をいただきました。「やわらかな剛体」と題して剛体折紙+負圧膜構造による、新しいアダプティブな構造システムの提案をしました。協働:増淵基、岩元真明

学会

3/14,15,16に予定され口頭発表予定だった、ALGODE 2011および電子情報通信学会総合大会は両方とも中止とのこと。

Digital Teahouse Workshop

東京大学建築学専攻+Columbia University GSAPPの合同ワークショップ Digital Teahouse WorkshopのInstructionをしています。茶室のアイディアをかたちにし、ディテールを考え、プロセスを考案し、コーディングし、データをCNC木工所に発注し、レーザーカッ…

JA77 Contextual Algorithms

新建築社JAの77号(2010春号)「建築と都市のアルゴリズム」 Contextual Algorithms に寄稿しました。雑誌表紙にオリガマイザ*1で作ったオリガミ・スタンフォードバニーの展開図がいます。 《掲載建築家》塚本由晴、平田晃久、伊東豊雄、原広司、小嶋一浩、藤…

可能世界空間論――空間の表象の探索、のいくつか

はじまりました。 会期:2010年1月16日(土)―2月28日(日) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Exploration_in_Possible_Spaces/index_j.html

IASS 2009

IASS (International Association for Shell and Spatial Structures) Symposium 2009 (9.28-10.2, Valencia)で発表しました。 One-DOF Cylindrical Deployable Structures with Rigid Quadrilateral Panels Generalization of Rigid Foldable Quadrilateral…

修士論文発表

修論発表会は昨日無事終了しました。 質疑で風呂敷でスイカを包む話を受けました。風呂敷は微妙な伸び縮みでスイカの曲率に従うことができるけれども厳密な可展面ではそれはできません。しかし、理想的な伸び縮みできない折紙でも無限の折り目をつけると位置…

六角形中庭

和風木造住宅の中心部に縁側にぐるっと囲まれた直径3メートル程度の正六角形の中庭がある。 その中心部にある木組のオブジェの軸線と住宅のグリッドの方向がわずかに一致していないので不思議に思っていると、案内してくれた住人が公園に置いてある遊具のよ…

SIGGRAPH2006のPaperで発表される香港大学のYang Liuの論文が面白そう。 Geometric Modeling with Conical Meshes and Developable Surfaces 建築においてガラスの自由曲面を作る際、一般的な方法だと三角形に分割しないと部分的に平面にならないが、これを…

メモ

建築を語るのに擬態語を使ってみたらどうだろうか。

抽象化

コンテンポラリーな抽象芸術の問題点というのは結局分かりにくさだと思っているのですが、その原因はやはり抽象化の方法にあるかと思います。つまり見る人間を無視している、というか、アーティスト個人もしくは狭いコミュニティの主観に立脚した抽象化を行…

ドイツのスケート場崩落

http://news.google.co.jp/?ncl=http://www.cnn.co.jp/world/CNN200601030005.html&hl=ja&filter=0 建築物の耐荷重を、建物を運営する人が知らない。という状況が招く惨事かもしれない。 テーブルや本棚でさえ商品のカタログに「耐荷重○○kg」と書いてあるの…

内田祥哉

内田先生の講演を聞く。感激した。 生産手法や建築の耐久性を突き詰めるとツマラナイ建築になるという認識は誤っていたようだ。 そのうち武蔵に行って建築を復習してこよう。武蔵大学の守衛所とかが熱すぎる。

ツール

建築家は設計ツールを使って新しい建築を作っているつもりでいるが、メタな視点で見ると、設計ツールが建築家を使って新しい建築を作っていたりするものです。自分で新しいものを作りたかったら新しいツールを作ることも視野に入れるべきだろう。

BCS建築セミナー「構造が拓く建築の未来」

http://www.bcs.or.jp/asp/ano/news_view.asp?m=l&n_yy=2005&id=379&select_yy=detail 建築の未来は構造が拓くと思うので参加しよう。

コンペ提出

第1回 DoCoMo“ケータイ空間”デザインコンペ http://www.japan-architect.co.jp/docomo/ なんともつかみ所のないテーマで苦労する。なんとか無事提出完了。

Maxwell Renderer

この十月にMaxwell Rendererという凄いレンダラがリリースされる。 http://www.maxwellrender.com/ 建築物のレンダリングなどありえないクォリティ。 このレンダラはFull-Spectralな計算がベースになっている点に一つの特徴がある。Full-Spectralにすると色…

PLRT

今年のSIGGRAPHで発表されるPaperの一つ Precomputed Local Radiance Transfer for Real-Time Lighting Design http://graphics.cs.lth.se/research/papers/plrt2005/2002年にSloanらによって発表されたPrecomputed Radiance Transferの発展形で、形状が固定…

本郷キャンパス案内

『本郷キャンパス案内』木下直之/岸田省吾/大場秀章[著] 研究室とも直接関係があるので、なんとなく書籍部で手にとってチラ読みしたら面白かったのでそのまま購入。日ごろから「なんかアレだな〜」と思っているようなものから、言われないと気づかないよう…

自主ゼミ

有限要素法についての自主ゼミを曲面構造論のあとに行っている。 今日の発表の担当をする。内容が多かったというのと、メンバーの集まりが悪かったということで、次回も私が担当。

佐々木睦朗氏講演

「技術と歴史研究会」における佐々木氏の講演。構造工学的な造形法を開発、実践した話。接点の位置変化と解析を反復させて歪エネルギーを低下させる最適化や、拡張ESO法による既視感のある有機的形態の構築の話で、非常に面白かった。自然形態を模倣するので…

読書会

『建築形態のダイナミクス』ルドルフ・アルンハイム著 ゲシュタルト心理学の概念を用いて建築形態を論じている。論点は首尾一貫していて、挙げられている例なども面白い。確かにピサの洗礼堂は地面に埋まっているように見える。心理的作用を力学的な力や場で…

建築設計製図2のTA

新3年生の課題のTA。農学部キャンパスと本郷キャンパスの間(いわゆるドーバー海峡)に橋とカフェを設計する課題。既存の状態が突込みどころ満載なので面白そう。ところでドーバー海峡ってキャンパスを海に見立てて橋が海峡だと思ってたのだけど、課題の説明文…

工学(えんじに)erとして

研究会の後同研究室のI氏と、人間の感覚を頼って社会問題を解決する糸口を見つけることを「考える」という言葉で表現するのは数学や自然科学を専門とする人達のことを思うに畏れ多いことなのではないかという話をする。 というわけで工学部に属していながら…

32階計画

武蔵高校75期の友人と建築案を模索中。学生寮+商業施設+官庁のコンプレックスを32階建てタワー(ガンダーラ風)で建てるという案。32階+ガンダーラというのが一番高いハードルである。(と同時にどちらも重要なポイントではない)。ちなみに資金は卒業生が一攫し…

講義

曲面構造論と設計課題がぶつかっているため今年は設計課題をあきらめることに…。 代わりに建築学会の設計競技用に何か作ってみる予定。予定は未定。大学院の講義は隔年なのに次の年の時間割が決まっていないので計画が立てにくくて困る。来年も設計課題取れ…

卒業設計日本一

卒業設計展の展示が始まる。既視感のあるものが多いが模型にかけたエネルギーが凄い。わざわざ仙台に出している気合の入った作品だけのことはある。見てると結構疲れる。今日は予選の日なのだがまだ結果は見ていないがきっと予選は通過していそうだ…。 プレ…

せんだいメディアテークへ

K島さんのA3ポートフォリオを山手線のホームで受け取り、O道君のA1パネルを東京駅で受け取ることに…。O道君から連絡が無いのでもう受け取れないやと思って新幹線に乗ろうとしたらホームで会えた。どちらかといえば劇的な感じだった。携帯忘れてたらしい。送…

卒業設計日本一決定戦

せんだいメディアテークで開かれる卒業設計日本一決定戦用のプレゼンが仕上がった。最後になってディテールを大幅に変更、図面をでっちあげて完成。 …… 印刷が虎ぶっている。助けてっ。