Freeform Origami

ICGG 2010 (The 14th International Conference on Geometry and Graphics) (2010/8/5〜8/9 京都大学)に初参加しました。http://www.icgg2010.org/
今回はOrigamiセッションがあり、そのなかで"Freeform Variations of Origami"というタイトルで、ICCで展示したFreeform Origamiに関しての理論などを話しました。
ソフトウェアは今度こそ今月中に公開したいと思います。http://www.tsg.ne.jp/TT/software#ffo


三次元折紙設計入門

日本折紙学会第16回折紙探偵団コンベンション:
http://www.origami.gr.jp/Convention/16th/index.html
14日午前に「三次元折紙設計入門」の教室を行います。

  • フル3D折紙の設計法
  • 仕上げにおける立体化手法
  • 複雑なパターンの接続部デザイン

などを中心に実践とあわせて進めていければと思っています。

5OSME

第5回折紙の科学・数学・教育国際会議(+コンベンション)が2010/7/13〜7/17にシンガポール経営大学で開かれました。私の発表は以下の二つ:

Degenerative Coordinate in 22.5 degrees Grid System

22.5°系のグリッドシステムの座標縮退に関するErik Demaine氏との共同研究。いわゆる「前川紙」(命名:川崎敏和氏)における格子点のx,y座標値は整数m,nおよび非負整数\ellを用いて\left{\frac{m+n\sqrt{2}}{2^\ell}\right}と表せ、かつそのように表せる座標は22.5°系グリッドシステムで効率よくつくれる。

Rigid-Foldable Thick Origami

剛体折紙を機構が保証しつつ厚みのある板で構築する手法。冗長な拘束を持つ一自由度剛体折り構造のデザイン手法(含:筒型構造)に関しても発表。

JA77 Contextual Algorithms

新建築社JAの77号(2010春号)「建築と都市のアルゴリズム」 Contextual Algorithms に寄稿しました。雑誌表紙にオリガマイザ*1で作ったオリガミ・スタンフォードバニーの展開図がいます。


《掲載建築家》塚本由晴、平田晃久、伊東豊雄原広司小嶋一浩藤本壮介、田中浩也、舘知宏、阿部仁史、藤村龍至、筒井康二、HTA研究会、松川昌平、柄沢祐輔

*1:http://www.tsg.ne.jp/TT/software/#origamizer (IPA未踏ソフトウェア創造事業2006年度未踏ユース下期プロジェクト「三次元折紙設計ツールの開発」で開発)

可能世界空間論――空間の表象の探索、のいくつか

はじまりました。

会期:2010年1月16日(土)―2月28日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Exploration_in_Possible_Spaces/index_j.html

IASS 2009

IASS (International Association for Shell and Spatial Structures) Symposium 2009 (9.28-10.2, Valencia)で発表しました。

  • One-DOF Cylindrical Deployable Structures with Rigid Quadrilateral Panels
  • Generalization of Rigid Foldable Quadrilateral Mesh Origami

Generalization of Rigid Foldable Quadrilateral Mesh Origamiの論文はHangai Prizeを頂くことができました。

Generalization of Rigid Foldable Quadrilateral Mesh Origamiの図。四辺形が捻れずに剛体折り機構が作れる特殊な折紙構造になっています。

Generalization of Rigid Foldable Quadrilateral Penels Origami